パグ犬 タローが教えてくれたこと

生命の危機を何度か乗り越え、快食・快便、20歳に向け順調な日々を送っていたパグ犬タロー。それが、たった一日食べなくなって……。愛犬との日々を振り返りながら、老犬との暮らし、介護のヒントにもなればと考えています。

ついに一周忌が来た!!② あのロールケーキはもう……

一周忌当日は花を買い求め、花より団子のタローのために好物をいくつか用意しました。

タローの好物
当日はタロー爺の好物を用意しました。残念ながらロールケーキ(右)は売り切れに

最後の祭壇

いよいよ祭壇をお骨と一緒に飾るのも最後に

食欲が落ちた時にトッピングした「ピュアロイヤル・チキン味」(総合栄養食)やら焼き芋、秋が旬の梨は勘弁してもらい、19歳の誕生日を祝ったロールケーキ――。

と思ったら、そのロールケーキは既に製造を終了しており、豪華なロールケーキ*1しかないと言うではありませんか。
しかも今日はそれも売り切れたとのこと。代わりに、コンビニの生クリームサンドを供えました。


お骨があるうちは、まだタローの魂が家に留まっているような気がしていました。

古い日本家屋だから冬は大変だったね。

暑さにはもちろん弱いけど、寒さにも弱かったタローは散歩から戻ると、震えながら石油ファンヒーターの前に陣取っていましたっけ。

「タロー、そんなに近づいたらパグの丸焼きが出来ちゃうよ!」

やや猫背で、どっしりした後ろ姿の彼は、名前を呼ばれると恨めしそうに振り返るのでした。

暖をとるタロー

散歩中は平気な素振りも、帰ると即ヒーターの真ん前に

陽が入らない家だから夏は涼しかったけどね。

タロー、今日でそんなボロ家とも本当にお別れだよ。

同寺院では毎日、午後4時から法会を行っているので、参列して祥月命日のお塔婆を納めます。
受付に行くと、お塔婆が準備されていました。タローの骨は後日、骨壺から取り出して、千葉にある同寺院の共同墓へ葬られるとか。

お骨は別の場所になるけれど、これからは春秋の彼岸や祥月・月命日をはじめ、訪れるたび境内にある供養塔に手を合わせることにしましょう。

 

*1:翌日、豪華なロールケーキを2個買いに行き、連れ合いと1個ずつ食べました。うーん、やっぱり美味しい!!