パグ犬 タローが教えてくれたこと

生命の危機を何度か乗り越え、快食・快便、20歳に向け順調な日々を送っていたパグ犬タロー。それが、たった一日食べなくなって……。愛犬との日々を振り返りながら、老犬との暮らし、介護のヒントにもなればと考えています。

回向院へ葬る

回向院へ葬る① 顔見知りワンコたちが眠る場所へ

大相撲の街・東京は両国に建つ回向院 タローをどこへ葬るか――。それはあらかじめ決めていました。回向院というお寺で、江戸時代の〝明暦の大火〟(振袖火事とも称される)で亡くなられた、多くの無縁の人々を供養するために建てられたのですが、諸動物の供養…

回向院へ葬る② 弔い方で実感する“ペットは家族”

ペット供養のための塔婆が並び、改めてペット=家族を実感させられる もう1つ、塔婆をあげるか否かも尋ねられ、とても驚きました。犬にも戒名をつけていただけるのか、と!! 塔婆に戒名はつきものですから。いくらペットブームのご時世とはいえ、そこまでや…

回向院へ葬る③ いよいよ墨田川ともお別れのとき

中央区と墨田区を結ぶ両国橋。墨田区側上空には首都高が走り、タローの雨の日の散歩コースのひとつになっていた タロー爺さんが死んだ翌日の金曜日、朝一番に問い合わせの電話を入れました。こちらの寺院では週2回、千葉県内にある自前のペット専用焼き場で…

回向院へ葬る④ 小さな骨壷に納まって我が家に帰還

お骨だけになった彼は、こんなにコンパクトに 彼が焼き場から戻って来る予定日の午後、念のために電話を入れ、戻って来たことを確認して回向院へ。タロー爺さんは高さも幅も12㌢程度の、小さな小さな骨壷に納まっていました。 最晩年は体重が6㌔前後まで落…