パグ犬 タローが教えてくれたこと

生命の危機を何度か乗り越え、快食・快便、20歳に向け順調な日々を送っていたパグ犬タロー。それが、たった一日食べなくなって……。愛犬との日々を振り返りながら、老犬との暮らし、介護のヒントにもなればと考えています。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

回向院へ葬る③ いよいよ墨田川ともお別れのとき

中央区と墨田区を結ぶ両国橋。墨田区側上空には首都高が走り、タローの雨の日の散歩コースのひとつになっていた タロー爺さんが死んだ翌日の金曜日、朝一番に問い合わせの電話を入れました。こちらの寺院では週2回、千葉県内にある自前のペット専用焼き場で…

回向院へ葬る④ 小さな骨壷に納まって我が家に帰還

お骨だけになった彼は、こんなにコンパクトに 彼が焼き場から戻って来る予定日の午後、念のために電話を入れ、戻って来たことを確認して回向院へ。タロー爺さんは高さも幅も12㌢程度の、小さな小さな骨壷に納まっていました。 最晩年は体重が6㌔前後まで落…

都会の路地にオアシスあり

勝手口を出ると、そこには小さな草むらが連なる 今年の夏はちょっと経験したことのない、異常な暑さでしたね。ワンコ自身はもちろん、飼い主さんも朝夕の散歩は本当に大変だったと思います。 でも日が高くなってから散歩しているワンコを見かけると、つい気…

死を受け入れる① むしろ「清々しく」

タローが息を引き取ったあとも、しばらくの間、彼の体をさすっていました。いくらさすっても、肋骨が浮き出た腹部はもう動きません。 ああ、やっぱり死んでしまったんだ……。呼吸も楽になり、眠るように逝ったのが、せめてもの救いでした。 19歳の誕生日目前…

死を受け入れる② 犬友たちが集まってくれて

祭壇に見立てた粗末な台に、犬友が献花や供物をしてくれた お世話になった近所の犬友が次々と、花や食べ物を携え、弔問に訪れてくださいました。祭壇のつもりで簡単にしつらえた粗末な台も、花々が並ぶとそれなりの雰囲気になるから不思議です。 草むらが大…