パグ犬 タローが教えてくれたこと

生命の危機を何度か乗り越え、快食・快便、20歳に向け順調な日々を送っていたパグ犬タロー。それが、たった一日食べなくなって……。愛犬との日々を振り返りながら、老犬との暮らし、介護のヒントにもなればと考えています。

受診するタイミングって?! その1 突然の嘔吐や下痢で心配な時

散歩禁止の公園

新型コロナ騒ぎで都内公園の一部に「立ち入り禁止」も

しばらくブログをさぼっていたら、世の中が新型コロナウイルスで大騒ぎとなっていました。

そうした中、ちょっと肩身が狭そうな表情の飼い主さんに急かされて、小走り気味に散歩するワンコを見かけると、
「犬の散歩くらい、いつも通りでいいんじゃない?」と、つい思ってしまいます。

STAY HOMEと言われても、ワンコに罪はなく……。甘いでしょうかね!?

自粛のなか散歩する1
自粛のなか散歩する2
自粛要請のなか、散歩するワンコも心なしか肩身が狭そう

夜間や休日、子どもに急な発熱や嘔吐などの症状が現れた場合、受診させるか、それとも様子を見るかについて、1つの基準を提示した記事を東京新聞(最後尾にアップしておきます)で読みました。

新型コロナの拡大が止まらない頃でしたから、当然ながら医療現場は混乱していますし、よく言われることですが、受診することでかえって感染リスクを抱える――それらも視野に入れての問題提起だったでしょう。

結論を言えば、病気でもけがでも大事なのは、全身状態をよく観察すること。全身状態とは体温や脈拍、呼吸、意識などを指します。

「これらがしっかりしていれば、基本的に様子を見ていい」。

さらに「通常の呼吸や脈拍の速さ、顔色などを日頃から観察しておくと、元気な時との比較ができ、あわてずに済む」と結ばれていました。

これって、ワンコの場合にも当てはまると思います。ダメダメな飼い主でしたが、タローの様子を観察するという点においては、少し自慢ができます。

横たわるタロー

ワンコも日ごろからの全身状態の把握が大切

彼が若い頃から、食事や水の量、排泄物の回数や形状、色、においなどが通常はどうなのかをほぼ把握していました。

だから突然の下痢や嘔吐に接しても、彼に食欲があり、散歩を嫌がらなければ慌てず騒がず。
「もう少し様子を見ようか…」と判断することが多かったと記憶しています。
そして、すぐに受診しない結果、手遅れになるケースもありませんでした

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この表にある「全身の状態」「顔つき」「子どもとの会話」「呼吸状態」「睡眠状態」の項目を犬用にアレンジ。「食欲」「散歩」「排泄物」などに変更して、普段からワンコの様子をチェックすることが大事