パグ犬 タローが教えてくれたこと

生命の危機を何度か乗り越え、快食・快便、20歳に向け順調な日々を送っていたパグ犬タロー。それが、たった一日食べなくなって……。愛犬との日々を振り返りながら、老犬との暮らし、介護のヒントにもなればと考えています。

秋のお彼岸② 塔婆でタローの追善供養を

タローの塔婆

ワンコの塔婆、初体験です


本堂や受付の手前に、「お塔婆 お引渡し所」という看板の文字が目に入りました。
へぇー、わざわざこんな場所が設けられるとは――。

前日、別の用事があって同寺院を訪ねた際、タロー爺さんの塔婆代は済ませていたので、引渡し所で塔婆を受け取ります。

今日は割に空いているのでスムーズでしたが、春の彼岸は大変だったでしょう。なにしろ境内から溢れんばかりの人、人、人でしたから。

塔婆の引き渡し所
開祖以来の動物供養の歴史があり、一連の流れはとてもスマート

ここまでの流れは想像通りでした。しかし、本堂に足を踏み入れたとたん、その読みは甘かったと気づかされることに――。

すでに椅子席はすべて埋まり、立って並ぶ飼い主さんの列がいくつもありました。
ハル婆やも列に加わり、本堂内の人数をざっと数えてみると200人くらいはいらっしゃったでしょうか。

法要が始まる20分以上前で、この状態です。外にも長い列ができていました。